宝石豆知識の最近のブログ記事

一見同じようにみえますが、本来はまったく異なる貴金属です。

プラチナは生まれながらに純白。

重みも純度もはっきりと違いがあります。

 プラチナ・・・・・・・・・・ 生まれながらの白色。

ホワイトゴールド・・・ もともと金色のゴールドに他の貴金属を混ぜています。

白い色を作り出しています。


プラチナの白い輝きは、人工的なものでなく、

内側からにじみ出る本物の輝きなのです。


見た目は同じでも、重さや純度が違います。


同じ大きさ、デザインのジュエリーを手にとってみると、

プラチナ製はずっしりとして、、重量感がまったく違います。

その重みこそが、本物ならではの満足感といえるでしょう。

 また、一般的なプラチナ・ジュエリーである、Pt900は

プラチナ含有率90%という意味ですが、

ゴールド・ジュエリーとして一般的なK18は75%。

純度にも歴然と差があるのです。

201101091251001.jpg

プラチナの希少性

|

プラチナは1トンの原石から約3gしか採れません。

3gとは、小さなマリッジリング約1つ分の重さです。

そのわずかな量を取り出すために、

膨大な手間と時間がかかります。

だからこそ、プラチナは、人々を魅了してやまないのでしょう。


プラチナはいつも、いつまでも安心して身に着けられます。

プラチナは、日常生活の中で、変質・変色の心配がなく、

いつも、いつまでも、美しく輝き続けます。

たとえば、シルバーは常温大気中で変色してしまいますが、

プラチナは温泉の硫黄分や漂白剤、プールの塩素、汗などを

気にすることなく、いつでも安心して身に着けられます。


プラチナは大切な宝石をしっかり留めてくれます。

高価なハイ・ジュエリーにプラチナが多く使われるのは、

プラチナなら、ごく小さな爪でも宝石を確実に留めることができ、

変色することのない白色が、宝石の色を永遠に引き立てるからです。

 また、プラチナは紙よりも薄く糸よりも細く伸ばすことができ、

折れにくいという特性も兼ね備えています。

この特性が、繊細なデザイン表現には欠かせないのです。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち宝石豆知識カテゴリに属しているものが含まれています。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

宝石豆知識: 月別アーカイブ

Powered by Movable Type 4.01