◎素材の特徴2(傷や変色について)

結婚指輪の素材の特徴1では、素材の基本的な特徴をお伝えしました。

本来、安定している貴金属も、宝飾の場合は合金して使用している為、取扱方によっては、変色・変形・切断といいったことも起こります。

<プラチナ・ゴールド>

プラチナとゴールドは純度が高いと柔らかく、強度には欠けますが、変色しにくいのが特徴です。

プラチナ・・・非常に安定した金属の為、変色のトラブルはほとんどなく、K18製品を身に付けて変色させるような体質の方も安心して使用できます。ただ、百円硬貨とプラチナジュエリーを一緒にしておくと、プラチナの表面にニッケルが薄く付着することがあり、この付着したニッケルが黒変することがあります。

ゴールド・・・
△白変する
水銀に接触すると金製品は白変します。壊れた体温計や電池を扱う時には注意が必要です。また、成分に水銀が含まれている避妊薬でも白変することがあります。いったん白変すると戻りません。

△黒変する
温泉や火山帯に行くと金製品が黒変することがあります。これは合金する際に含まれる銅や銀がさびるためにおこりますが、この場合は、磨き粉で磨けばもとに戻ります。

周囲の状況によっては、水銀に触れても黒色に変色することがあり、この場合は白色と同様にもとに戻りません。

ごくまれに体質的に黒変させる方がいらっしゃいます。この場合は、あたらしいものに取り換えても、また変色をおこします。

△赤紫色に変色する
リングの接合部や、爪の取り付け部が赤紫色に変色することがあります。これは、その場所に使用したロウが焼けるためにおこります。気になったら磨いてもとにもどします。

△金属の黒ずみ
全体が黒ずんで光沢がないのは、汚れが原因です。超音波洗浄器で洗えば元の輝きにもどります。

<ピンクゴールド>

ピンクゴールドは、銅の分量が多いため変色に弱いですが、ホワイトゴールドよりも硬くて強度があります。しかし、加工が難しいので、商品によってはサイズ直しができない場合があります。

<シルバー>

シルバージュエリーには、含有率80%以上のものが用いられています。純度が高いので、小傷がつきやすく、細いものだと変形することもあります。

温泉などの鉱脈によって、黒く変色する場合があります。表面に皮膜がかかってしまった場合は、磨き粉で磨くともとにもどります。

 <チタン>

チタンは耐食性の高い金属なので、変色しにくい素材です。硬さがあるので、チタン指輪の場合は、サイズ直しができない場合が多いため、サイズは、少し大きめを選ぶほうがよいでしょう。(指輪が外れない場合、カットできないこともあります)

【変形と切断について】
貴金属ジュエリーのある一点に大きな力が加わると、変形や切断することがあります。ジュエリーをつけたまま、激しい運動をしたり、重い荷物を持ち上げたりすることは避けましょう。

日常生活においては、洗物などの際は、指輪を外すことをお勧めします。